浅野暢晴に関するブログです。
by mongoru901
Asano Nobuharu
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ギャラリーhasu no hana「百目」の様子
2016年3月にギャラリーhasu no hanaで個展「百目」を行ないました。
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ひとの行動範囲の拡大につれ、失われてゆく闇。
浅野暢晴は、そんな闇に住むひとならざる存在達に焦点をあて、陶を素材に制作する彫刻家です。土偶を見たときに受けた独自の感覚をきっかけに、土を焼くことに興味を持った浅野は、陶の内側にできる空洞に闇を孕ませ、その闇と金糸を組み合わせることで、領域を分ける結界、言語ではない交感、震災以降の不安、など様々な意味を内在化させてきました。

また2014年には神社で神様に見せる、という人以外の存在を意識した展覧会を経験し、自身が表現している気配はどちらかというと妖怪に近いのかもしれない、と気がつきます。

それは陶の彫刻に導いた土偶に抱く存在にも似ているといい、どのように今後の作品に還元されてゆくのかが期待されます。本展では、金糸の一部を鑑賞者に委ね新たなイメージを加えていく、作家にとって初めの試みとなる、新作「百目(ひゃくめ)」を発表いたします。(hasu no hana ホームページより)

展覧会名にもなった百目は、今回のメインの作品になった「百目」から取りました。

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「百目」陶 金糸

hasu no hanaは2階建ての建物の2階部分をぶち抜いてギャラリーにしています。

少し手狭なギャラリーとは、アンバランスと言っていいほどに高い天井を初めて見た時から、天井まで伸びて行く様な作品を展示してみたいと思っていたのです。

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百目は 建物と金糸で結びました。
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百目が建物と結び付いて行くようにも、建物を侵蝕して行くようにも見えるように金糸を繋ぎました。
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百目の両脇に配置したのは「人を喰ったような」という作品。

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両方とも金糸で作品と壁を繋ぎましたが、手前の作品は僕が金糸を張り、奥の作品は来場者の方に金糸を張ってもらいました。

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会期が進むごとに作品の様相が変化して行く様子は見ていてとても興味深いものでした。

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上が僕が張った作品の口の部分で、下がお客さんに張ってもらったものです。

僕が作った方は、均一できれいですが、お客さんに張ってもらった方がどこかワイルドで魅力的です。

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作品全体を見ても、自分には想像のつかない糸の張り方で、本当に魅力的でした。

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金糸を張ってくれた方々も、楽しんでやる方、緊張してやる方と様々でしたが、来場者のほとんどの方が参加してくれました。

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展示終了後は、金糸を切り、作品を開放しました。
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毎回金糸を切る作業は独特の緊張感があり、儀式の様のでもあります。


上記の作品以外にも幾つかの作品を展示しました。
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「人だった」陶 金糸
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小品も展示しました。
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金糸を扱うようになってからの一つの集大成と言える展示となったように思います。
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陶と金糸の可能性を更に進めて行きたい、と思います。
ご来場下さった皆様、ありがとうございました。

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# by mongoru901 | 2016-03-31 19:50 | exhibition
水戸一中「祝祭の物語」の様子
2015年の10月に行なった水戸一中の展示の様子です。
水戸一中の美術教諭であり、大学の先輩でもる春田友則さんから依頼があり、展示を行ないました。
この展示は、一中美術部の生徒さん達が学芸員となり、展示作品の選定、展示、撤去、キャプションの制作まで行なう、というものです。
まずは自分の作品のレクチャーから行ないました。
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緊張気味の生徒達。
作品の説明をしても「キョトーン」としていたので、うまく伝わったかな?と不安な出だしでした。
その後美術部のみんなで、僕のファイルを見ながら作品の選定、展覧会名を考えてもらいました。
出て来た展覧会名がこちら。
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「無何有の彫刻家 浅野暢晴展〜祝祭の物語〜」でした。
みんなにとっては、總社宮での個展「無何有の祭り」の印象が強かったのが、この題名からも伺えました。
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そして、展示当日には、美術部のみんなが展示を手伝ったくれました。
みんな美術品を直接触るのは初めてということで緊張していましたが、徐々に慣れて来て、作品の展示の場所も
一緒に考えてくれました。
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お昼には展示が完成しました。
今回は屋内と屋外に展示をおこないました。
屋内展示は、渡り廊下に展示をしました。
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渡り廊下を歩きながら見る場所なので、形が変化して行く作品を展示しました。
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面の作品と一緒に映像作品も展示しました。
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向かいにはトリックスターを展示。
休み時間に座って欲しいと思っていたんですが、ねらい通り結構座ってくれたみたいです。
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屋外展示は、中庭に素敵な空間を見つけて「ここに展示したい!」と無理を言って展示させてもらいました。
直前には美術部のみんなが草取りをしてくれた様でとてもきれいになってました。
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作品を置いていた一ヶ月で、作品の下にも草がはえ、良い感じに馴染んできました。

昇降口横にも作品を展示。
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何年かぶりに卒業制作を引っ張り出しました。

こんな場所にも作品を設置。
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昇降口横の掲示板のケースの中です。

一中での展示は、本当に楽しい展示でした。
学校と言う場所がら、なかなか外部の方が見に来られなかったのが残念でしたが、とても貴重な機会となりました。

展示終了後に通ったテニス部の女の子は作品を見て、とっても喜んでくれたんだけど、なぜか「握手して下さい!」って言われて握手したりもしました(笑)

貴重な機会を与えて下さった春田さんと、重い作品も嫌がらずにもってくれた美術部員の皆さんに感謝したいと思います。

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# by mongoru901 | 2015-10-31 21:54 | exhibition
数多の祭り 展示の様子
2015年7月27日から8月22日まで常陸國總社宮で行なわれた「数多の祭り」展の展示の様子です。
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「数多の祭り」は浅野が企画し、常陸國總社宮で行なったグループ展です。
2014年3月に個展「無何有の祭り」を行なった常陸國總社宮は、常陸國の神様を集めて祀った総社であるということで、茨城県在住の作家8人に声をかけました。
展覧会のタイトルとなった「数多の祭り」とは、作家一人ひとりが總社宮の神様を楽しませるための「祭り」を行い、その祭りが一つとなって展覧会となるイメージでした。

浅野も新作を発表しました。
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「無何有の家」陶、杉
2012年に作成した「呼気」に小屋の陶彫を合わせて新しい作品とし、あの世とこの世を行ったり来たりする様な風景を表しました。
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小屋の周りはトタン、の様ですがトタン風に焼いた陶彫です。
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青いトタンも陶彫作品。
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小さな陶彫トタンの小屋も總社宮内に展示しました。
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おみくじを結ぶ「結び所」をイメージした作品です。
結んであるおみくじは、總社宮に来たお客さんが結んでくれました。
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神楽殿には、郷戸君の掛け軸、ともつねさんの真鍮作品と一緒に「狛犬」を展示しました。
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参集殿には「浮かぶ身体」を展示しました。
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参集殿入ってすぐの場所はかなり天井の高い空間だったので、4mくらいの高さに展示しました。
黒い身体は金糸を使って、
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白い身体は銀糸を使って空間に浮遊させました。
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毎度おなじみ「トリックスター」君も展示しました。
今回は随神門に展示しました。

数多の祭りでは、企画運営を行なったので、無何有の祭りに比べると、個人としては少しおとなしい展示になってしまったかもしれません。
次回は、もう少し思い切りやってみたいと思います。


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# by mongoru901 | 2015-08-31 22:21 | exhibition
奇跡のコラボが
ぎゃらりーマドベにも展示した「始まりの男」がすぐさま東京へ旅立ちました。
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しかも、今回は2月までの長期戦です。

場所は渋谷区初台の画廊zaroffの屋外です。画廊zaroffのHP
屋外といっても、三角形の建物の突端。
タイタニックだったら、ディカプリオと女が立ってた辺りです。
つまりこんな感じです。
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始まりの男には、お供が二人ついて行きました。
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画廊zaroffは2階がギャラリーになっていて1階は喫茶スペースになっています。
なので、珈琲を飲みながら外を眺めると作品が、、、
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なかなか良い感じで展示ができたのですが、途中思わぬ出来事が。
ちょうど2階のギャラリーではこんな展覧会が開催中で。
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そこで今日はパーティー的なものが行われる予定だったらしく、出席者の方々が続々と集まってまいりました。
そして、なぜか展示途中の私たちの周りで撮影会が。
写っちゃまずいのか、と思って気を使ってどこうとしたところ「そのままで大丈夫です」と言われた為、なぜか撮影会の後ろに作業中の普通のおじさんが写る、という構図になってしまいました。
そして、この奇跡のコラボを逃す手はない、と僕も一枚撮らせていただきました。
その写真がコチラ。
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さ、作品が全然見えて来ない。。。
ま、負けた、、、のか?
でも、なかなか成立しないコラボになったな、と思います。
そして、色々な意味で勉強になった。

奇跡のコラボは一瞬で終了しましたが、屋外展示は2月まで展示予定です。
人通りがとても多い場所なので反応が楽しみです。

画廊 珈琲 Zaroff(ザロフ)
〒151-0061 東京都渋谷区初台1-11-9 五差路
電話: 03-6322-9032
開廊時間:open 12:00 - close 20:00(画廊), 22:00(喫茶店)
休廊日:毎週水曜
最寄り駅:京王新線・初台駅 → 中央口改札を出る → (甲州街道)南口の階段を登り右へ → 商店街を進みセブンイレブン角を右折し徒歩1分
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# by mongoru901 | 2014-11-30 22:34 | exhibition
トリックスターが作り出してくれた空間
前回はメインの展示について書きましたが、今回はその手前の展示について書きたいと思います。

メインの展示については → こちらをごらんください

奥の空間が作り込んだ空間になっていたのもあり、手前の空間は少し気の抜いた空間になれば、と思っていました。
ということで、置いたのがトリックスター。
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頭には花男がとまっています。
くろさわさんが声かけをしてくれたおかげもあって、たくさんの方がトリックスターの横で写真を撮ってくれました。
シビックの時も、総社宮でも、トリックスターの隣に座って写真を撮ってくれる方が沢山いましたが、今回は前にも増してたくさんの人が座って撮っていってくれました。
中には、シビック、総社宮、マドベと全てで写真を撮ってくれた方もいたりして。
これからもちょくちょくこいつの出番はありそうな予感。

トリックスターの周りには今回も小さい人たちがそこかしこに。
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そして、今回のDMにもなった二人が。
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真ん中には「祭りの子供」が。
そして、僕の展示には本当に珍しく、作品のデッサンも展示しました。
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大面と降りてくる身体が、深刻そうな対話を繰り広げる手前で、トリックスターが何も考えていない顔でボケーーーッとしているという対照的な空間の対比は、それぞれの特徴を際立ててくれたかな、と思います。
トリックスターと奥の空間を作った人が同一人物とは思えないなんて言う方もいましたが、僕にとっては完全に地続きな二つなのです。
そんなことも面白いなぁ、なんて思います。

と、いうことで今日はここまで。
次回はぎゃらりーマドベでの展示が自分にもたらしてくれたものについて書きたいと思います。
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# by mongoru901 | 2014-11-28 22:57 | exhibition