Asano Nobuharu
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第9回 日本現代陶彫展
2004.11.28-12.12
第9回日本現代陶彫展 銀賞 セラテクノ土岐 土岐 祝祭[ひょう] 陶 h190 x w100 x d335 (cm) 2005 ![]() ![]() ![]() ![]() ひょう、は犬三つで、ひょう、なんですが、なかなか漢字が出ず、ひらがなになっちゃいます。 この展覧会は、マケット審査で選ばれた作家が、現地の窯場や、試験場などに滞在し、巨大陶彫を作るという展覧会なのですが、大学を出たばかりのヒヨッコの自分には本当に過酷な制作でした。 2次審査が通りました、という電話を受けた直後、「やったー!」と喜んだ10秒後に「本当にあんなプランが半年で実現出来るんだろうか?」というプレッシャーに押しつぶされそうになりました。 コンペを通す為に「3m50cmの作品を作ります」と強がったものの、そんなものを作った事も、どうやって作っていいかも皆目検討が付かない状態だったのですから。 とにかく、ハプニング続きで制作は進み、「この作品を作り終えたら、彫刻を辞めよう。しかし、この作品だけは責任もって作り上げよう。でも、作り終わったら彫刻を辞めよう。」と本気で考えながら、制作していました。 そして、設置の日、どうにかこうにか作り上げられた作品を見た時に、ここまでやってきた事全てが報われた気がしました。 死ぬ思いで作ってきて良かったなぁ,と。諦めないでよかったなぁ、と。 あの日の報われた経験が、いまだに自分の血肉になっているな、と思います。 そして、賞というオマケまで付いてきたので、ラッキーだったなぁと。 作品は、いまだに壊れずに岐阜に立っている様です。 久しぶりに見に行きたいなぁ。
by mongoru901
| 2012-08-16 01:15
| exhibition
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