Asano Nobuharu
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いろいろ、それぞれ
個展会場にいると、色々な意見を頂きます。
「作品が多すぎる」 「作品はこれ位あった方がいい」 「多くも少なくもなくて中途はんぱ」 「具象っぽいのがいい」 「より抽象的なほうがいい」 「分かりにくい」 「少し説明的すぎる」 「もっと違う色の作品はないのか」 「全部同じ様な色だから統一感がある」 「陶だね!」 「陶なの?」 「面白い」 「つまらない」 様々な意見が聞かれるし、面白いのは、まるで真逆の意見がドンドン出てくる事。 美術に正解はないな、とあらためて思います。 最終日、この作品を見ていたお客さんが。 「あの作品を思い出すんだよね、、、保武さんの、、、あれ」 「もしかして、原の城ですか?」 「そう、原の城。ちょっと前傾して、空虚な表情をした、あれを思い出すね。」 その時まですっかり失念していたのですが、この作品を作るきっかけが東京国立近代美術館で見た、原の城だったのです。 自分なりの原の城を作りたい、と作り始めたものの夢中になって作っているうちに、その事をすっかり忘れていたのです、その方に言われるまで。 そんな自分に少し呆れたものの、原の城と似ても似つかない(足も三本あるし)この作品を見て、原の城を想起してくれた事が、とても嬉しかったです。 原の城の持ってる何かが、自分の作品の中にちょっと息づいていてくれているのかもしれない、と。 ともかく、来て頂いた方々の言葉をしっかり胸に刻みつつ、それを全て忘れて、夢中で作品を作りたいな、と。 そうしたら、皆の言葉も作品の中に少しずつ息づいてくれるかもしれない、、、てのはむしがよすぎますかね?
by mongoru901
| 2012-08-17 20:59
| 日々
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