Asano Nobuharu
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無何有の祭りー面の為の人の為の面ー
「交感する身体」に続いて、もう一つのメインの展示である「面の為の人の為の面」についてです。
この作品は總社宮の神楽殿に吊るして展示しました。 もともとこの作品は、日立のspace369で展示をした作品が始まり。 MASK展 その時は、面だけでの展示だったのですが、面に体を付けてあげたいと思い、春日会に出品した作品では今の形になりました。 春日会2013 その時も「作品本体は良いけど、あの枠は、、、」って意見を多数頂いていたし、自分でも不完全だなと感じていたので、今回の様な形は理想に近い展示が実現出来たな、と思います。 中央の大面も最初は金糸も付けずに展示をしていたのですが、金糸を付け、体をつけてとして行くうちに完全体に近づいていったな、と思います。 何度も同じ作品を展示するにしても、その度ごとに展示のやり方を変えた成果がでたなと思います。 左右の面は、作品に初めて金糸を使った作品なので、自分にとっては完全に転機となった作品です。 これらも最初は面だけだったですが、春日会の展示に合わせて体を作りました。 なので彼は「面の為の人」なので、その彼の為の面なので「面の為の人の為の面」なのです。 この作品は裏から見ても面白かったです。 これは想定外だったけど、展示をして見えてくるものもあるな、と思います。 影とかも良い感じだったし。 作品は風にゆらゆらと揺られているんだけど、夕方になると作品に西日が当たって、金糸がキラキラと光って綺麗でした。 野外での展示は外界の影響を大きく受けるから、環境の変化で作品の見え方がガラリと変わるのが面白かったです。 ここにも何度も掲載してるけど、やっぱりこの写真が一番好き。 今回の展示を象徴するような写真だと思う。 展示を見に来てくれる方は大きく「面の為の人の為の面」と「交感する身体」のどっちかが良いと言う人に分かれる気がします。 昔から作品を見てくれている方は「交感する身体」、最近作品を見てくれた方は「面の為の、、」の方を良いと言ってくれる気が。 かなり大雑把な分け方だけど、そんな気がします。 自分の作品に変化を望まない方もいるのかもしれないけど、変わって行かざる負えないな、と思います。
by mongoru901
| 2014-04-19 21:11
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