Asano Nobuharu
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福島にとても好きな彫刻家さんが居て、震災直後からその方の安否が気になっていた。
本人には、一度しかお会いしたことがないのだけれど、作品には何度も会っていて、その度に、強く心を揺さぶられたものである。 その後、作家さんはご無事である事を聞き、安心していた。 しかし、最近、その作家さんの詳しい被災状況を聞き、衝撃を受けた。 (きっとあの作家さんだな、と思う方もいるかもしれないですが、情報が又聞きなので、その作家さんの実名は出さない事にします。) 実は、作家さん自身とご家族は被災を免れたのだが、アトリエが被害にあい、その後火事にもなったらしく、多くの作品が失われてしまったらしい。 一つひとつの作品を、丁寧に魂を込めて作られる彫刻家さんなので、その作品が失われてしまった事は、どんなに辛い事だったろう、と。 そして、自分も、心を揺さぶられたあの彫刻達に会えないのか、と思うと、、、本当に辛く悲しい気持ちになる。 実は、震災の少し前にその方の作品を購入する機会があり、家に飾っていて。 その事で、その彫刻は失われずに済んだのだ、と思うと、本当に買っておいて良かったなぁ、と。 しかし、あの彫刻も、あのクロッキーも失われてしまったのかもしれない、と思うと、それらも無理をしてでも買っておけば良かった、と思う。 まぁ、他の方が購入して、被災を免れてくれていたら、と願うしかない。 しかし、それでもなお、その彫刻家さんが、生きていてくれる、という事が、重要なのだ、と思う。 生きているという事は、新しい作品が生み出される可能性があるから。 そして、新しく生み出される作品の中に、失われた作品の命が入り込んでいるのだから。 今は、奈良の方に移られたそうなのだが、きっとそこでまた新しい作品を作ってくれているのだろう、と思う。 というか、そう願っている。 そして、また作品に出会える事を。 あの地震は、僕たちから本当に多くのものを奪ってらいったのだ。 そして、今も奪い続けている。 失われたものがあり、しかし、失われなかったものもあるのだ、と、居間に飾ってある作品を見ながら、思った。 ▲
by mongoru901
| 2011-08-17 00:36
| 日々
アトリエ二階の窓を開けると、正面にあるのが、
![]() 「旅館 楽園荘」である。 楽園とは何とも甘美な名前だなぁ、と思いつつ、作業の合間に川風を浴びながら楽園荘を眺める。 今日はやっとこ四つ目の型込めに入れた。 朝の七時から型の最終仕上げをして、昼から型込め。 息子の風呂入れに間に合わす為、夕方までにはどうにか完了した。 しかし、どうして自分が型込めをする日は、猛暑日ばかりなのか。 晴れ男なのも、考えものだわ。 そして、 ![]() 頭だけ出た。 楽園荘、ロックフェスやら黄門祭りやらで大混みだった金曜日に、どこのホテルも満室で、アトリエの泥酔女子が最後の望み、とばかりに楽園荘に電話したら、「もう旅館業はやってません。」とのことだったらしい。 もう楽園はなくなってしまったのか、と今日も楽園荘を眺めると、看板の電気が付いている。 しかし、 ![]() 「園」の明かりがついてなくて、楽園荘じゃなくて、楽荘になってる、、、 まぁ、なんだか楽そうだし、これもありか、、、なんて思いつつ、息子の風呂入れに向かったのであった。 ▲
by mongoru901
| 2011-08-09 06:37
| 日々
さて、暫らく更新を滞ってしまって、久方ぶりの更新。
はて、いつから更新してないのか?と思ったら、もう一ヶ月も更新してなかったのか、とビックリした。 それ位、七月はあっという間に過ぎ去ってしまった。 七月の終わりに、暫らく実家に戻っていた嫁と新太がアパートに戻って来て、一人暮らしから三人暮らしに変化した。 少し大変ではあるけれど、誰もいない家に帰るより、誰かがいる家に帰る方がいいな、と。 ![]() なかなかアトリエに行く時間も作りにくくなりながらも、なるべく行く様にしていて。 ![]() とにかくひたすらに型を加工しているので、ひたすらに型が充実していく。 ![]() 土を込めるのは、一瞬で、日々地味に型に石膏を流したり、切り出しでバリを取ったり、型を削ったり。 ![]() さっさと先に進んでしまいたい気持ちをグッと堪えて。 一つひとつ、丁寧に積み上げていく感じ。 ![]() ひたすら我慢して、やっと出る。 ![]() 狙っていた通りに、予想を超えた形が出て来てくれている。 進むてしまいたい気持ちをグッと堪えて、一つひとつ。 明日も削る。 ▲
by mongoru901
| 2011-08-07 22:04
| 日々
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