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浅野暢晴に関するブログです。
by mongoru901


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奇跡のコラボが
ぎゃらりーマドベにも展示した「始まりの男」がすぐさま東京へ旅立ちました。
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しかも、今回は2月までの長期戦です。

場所は渋谷区初台の画廊zaroffの屋外です。画廊zaroffのHP
屋外といっても、三角形の建物の突端。
タイタニックだったら、ディカプリオと女が立ってた辺りです。
つまりこんな感じです。
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始まりの男には、お供が二人ついて行きました。
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画廊zaroffは2階がギャラリーになっていて1階は喫茶スペースになっています。
なので、珈琲を飲みながら外を眺めると作品が、、、
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なかなか良い感じで展示ができたのですが、途中思わぬ出来事が。
ちょうど2階のギャラリーではこんな展覧会が開催中で。
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そこで今日はパーティー的なものが行われる予定だったらしく、出席者の方々が続々と集まってまいりました。
そして、なぜか展示途中の私たちの周りで撮影会が。
写っちゃまずいのか、と思って気を使ってどこうとしたところ「そのままで大丈夫です」と言われた為、なぜか撮影会の後ろに作業中の普通のおじさんが写る、という構図になってしまいました。
そして、この奇跡のコラボを逃す手はない、と僕も一枚撮らせていただきました。
その写真がコチラ。
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さ、作品が全然見えて来ない。。。
ま、負けた、、、のか?
でも、なかなか成立しないコラボになったな、と思います。
そして、色々な意味で勉強になった。

奇跡のコラボは一瞬で終了しましたが、屋外展示は2月まで展示予定です。
人通りがとても多い場所なので反応が楽しみです。

画廊 珈琲 Zaroff(ザロフ)
〒151-0061 東京都渋谷区初台1-11-9 五差路
電話: 03-6322-9032
開廊時間:open 12:00 - close 20:00(画廊), 22:00(喫茶店)
休廊日:毎週水曜
最寄り駅:京王新線・初台駅 → 中央口改札を出る → (甲州街道)南口の階段を登り右へ → 商店街を進みセブンイレブン角を右折し徒歩1分
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by mongoru901 | 2014-11-30 22:34 | exhibition
トリックスターが作り出してくれた空間
前回はメインの展示について書きましたが、今回はその手前の展示について書きたいと思います。

メインの展示については → こちらをごらんください

奥の空間が作り込んだ空間になっていたのもあり、手前の空間は少し気の抜いた空間になれば、と思っていました。
ということで、置いたのがトリックスター。
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頭には花男がとまっています。
くろさわさんが声かけをしてくれたおかげもあって、たくさんの方がトリックスターの横で写真を撮ってくれました。
シビックの時も、総社宮でも、トリックスターの隣に座って写真を撮ってくれる方が沢山いましたが、今回は前にも増してたくさんの人が座って撮っていってくれました。
中には、シビック、総社宮、マドベと全てで写真を撮ってくれた方もいたりして。
これからもちょくちょくこいつの出番はありそうな予感。

トリックスターの周りには今回も小さい人たちがそこかしこに。
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そして、今回のDMにもなった二人が。
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真ん中には「祭りの子供」が。
そして、僕の展示には本当に珍しく、作品のデッサンも展示しました。
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大面と降りてくる身体が、深刻そうな対話を繰り広げる手前で、トリックスターが何も考えていない顔でボケーーーッとしているという対照的な空間の対比は、それぞれの特徴を際立ててくれたかな、と思います。
トリックスターと奥の空間を作った人が同一人物とは思えないなんて言う方もいましたが、僕にとっては完全に地続きな二つなのです。
そんなことも面白いなぁ、なんて思います。

と、いうことで今日はここまで。
次回はぎゃらりーマドベでの展示が自分にもたらしてくれたものについて書きたいと思います。
by mongoru901 | 2014-11-28 22:57 | exhibition
阿吽の呼吸展の様子
11月24日にぎゃらりーマドベでの「阿吽の呼吸」展が無事終了しました。
足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
いつも僕の展示に足を運んでくれる皆さんに加え、ちどりさんにいらっしゃる方々が足を運んでくれたことで、今までにない出会いが沢山あったな、と思います。
この場を借りまして、ぎゃらりーマドベ、花ちどり、ちどりの皆さんに御礼申し上げます。

今回はメインの展示の様子をアップしたいと思います。
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今回のメインはこの展示です。
横浜、銀座、日立、文京、総社宮と、様々な場所を渡り歩いて来た大面を中心に吊るし、大面と壁を金糸で結んで結界を作りました。
この結界の中には会期が始まってから会期終了直前までは誰も入ることはありませんでした。
結界はお互いを二匹の狛犬が守っています。
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大面には「降りてくる身体」が対峙しています。
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この二人の対話が今回の展示において非常に重要だったと思います。
会場にいて、気がつくと僕は「降りてくる身体」の中から大面を見ていることが何度かありました。
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大面の口から結界の中をのぞくと、もう一つの「降りてくる身体」が現われます。
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この二つの「降りてくる身体」は大面を通して、対話を行っています。
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また、これらの対話を「始まりの男」が見守っていますが、彼はこの対話に干渉しようとはしません。
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「花男」も少し心配そうに見つめていますが、彼も結界の中には入ることができません。
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そして、展示最終日に結界が破られました。
大面の最後の姿。
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実は展覧会1週間前まで展示のプランは白紙でした。
手持ちの役者は揃っている、劇場も決まっている、ポスターも印刷した、でも、台本は上がっていない。
そんな状態だったと思いますが、「阿吽の呼吸」前の展示を見た瞬間に、今回のおおまかな展示の風景がパッと見えたのです。
自分でもこんなことがあるんだな、と少し驚きました。
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身体を天井から作品を吊るす、というプランは総社宮の時にもあったのですが、時間的に間に合わず断念したし、結界を張ることも総社宮でやりきれなかったプランなので、頭の片隅に残っていたのですが、
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吊るすだけではなく、降ってくるイメージが合わさったのは、マドベでの一日でした。
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あの日マドベに行かなかったら、全く違った展示になったと思います。
そう思うとちょっとゾッとするのです。
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次回は、「降ってくる身体」をソッと見守る「トリックスター」側の展示について書きたいと思います。
by mongoru901 | 2014-11-27 00:18 | exhibition
うまくいくか分からないが一つの試みとして
阿吽の呼吸展が始まる前日に大面の向こうの空間を金糸で封印しました。

自分で考えて勝手に空間を区切っているだけなので、その先が神聖な空間、なんて思うのは完全な自作自演なわけですが、金糸を縫って空間を区切る行為が終わりに近づくにつれ、「この先の空間にはこれから13日間、誰も入ることができないのだな」と思うと、徐々に神聖な心持ちになっていきました。

区切る、ということの持つ力は想像を遥かに超えたものでした。

そんなことを考えていた時に展示が終わったら、今度はあの空間を開封するのだな、ということに思い当たりました。
いや、当たり前のことなのですが。

そんな時に、搬入も手伝ってくれた葛迫君が会場の様子をtweetcastingというアプリを使って中継したいと言っていたことを思い出しました。
前にreゼミ展という後輩が数多く出品しているトークイベントを葛迫君がそれを使って中継しておりまして(イベントに行けない僕がお願いしたのですが)それが思いの外楽しかったらしく、またやりたい、ということになったのです。

その二つがパチンと結びつきまして、どうせやるなら奥の空間を開封するのを中継しようかと考えたのです。
そして、会場にいる方には、最後の15分だけ奥の空間に入って奥からの風景をみてもらおうか、なんてことを考えたのです。

あまりこういうイベント的なものをやったことがないのでうまくいくか分からないのですが、一つの試みとしてやってみようかと考えています。

ご興味のある方は会場にいらっしゃるか、葛迫君のツイッターのアカウント @kzsaco をフォローしていただいてツイートキャステングで会場の様子を見ていただけたらと思います。

開封自体は11月24日の16時30分からを予定しています。
遠方で、また、用事があって、来られないという方に会場の様子を見ていただけるかな、とも思いますし。
本当にうまくいくか分からないんですが、一つの試みとして。

ツイートキャスティング

ツイートキャスティング@kzsaco
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by mongoru901 | 2014-11-23 00:18 | exhibition
思ってたんと違う
水木は在廊できなかったのですが、今日は久々に在廊できました。
ギャラリーには行くものの、ちどりでの食事がなかなが出来なかったのですが、今日やっと食べれました。
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カキフライ、かなりお勧めです。

今日は平日ということもあり、休日よりは訪れる人は少なかったのですが、その分、来てくれた方とは濃い時間が過ごせました。
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(実は今日も言われたのですが)展示をしていて、作者(僕)が現れると、初見の方にかなりの確率で言われることがあります。

「想像してたのと違う、、、」

どうも僕の作品だけを見て勝手に作者を想像するに、
「もっと、年上だと思った」
「もっと、がたいのいい人だと思った」
「もっと、説明とかしてくれなそうだと思った」
「もっと、荒っぽい人だと思った」
「もっと、寡黙な人だと思った」
「もっと、怖い人だと思った」
挙句の果てには
「もっと、縄文人みたいな人が現れると思った」
等と言われます。

荒っぽい豪快な髭面のガタイの良い親父が黙っているかと思ったら、腰の低い男がヘコヘコと現れて作品についてペラペラと話し出すので、皆が上記のような言葉を投げかけてくるのです。

先に僕のことを知っていて作品を見た方が「もっとファンシーでキャッチーな作品を作っているかと思った」と言われることは皆無なので、僕→作品の順番より、作品→僕の順番の方がギャップがデカイようです。
作品から受ける人間の印象って何なんでしょう?
作品を前に「思ってたんと違う!」と言われるたびに
「本当はこの作品を作っているのだが世にでることが許されず鉄仮面を付けられて地下に幽閉されている本当の作者の存在」
を夢想してしまいます。

明日からは3連休。
天気も良さそうですし、是非ちどりのカキフライを食べがてら花ちどりへお越しください。

明日は在廊できませんが、日曜の2時から閉廊まで、月曜は一日在廊予定ですので、作品とのギャップを味わいたい方は、是非日曜か月曜にお越しください!
by mongoru901 | 2014-11-21 22:48 | exhibition
作品の大きさの話 村上春樹で言えば
阿吽の呼吸、今日明日はぎゃらりーマドベはお休みです、お気をつけ下さい。

今回の展示をしていてもそうなんですが、作品の大きさについて聞かれたり、提案を受けたりします。
例えば、もっと小さな作品は作らないんですか?(これが一番多い、というかほとんどこれです)とか、もっと大きな作品は作らないんですか?(これはめったにない)とか。

正直自分は小さい作品を作るのは、あまり得意ではなくて、少し大きめの作品を作る方が楽だったりしますが、それを説明するのが案外難しくて。
恐らく、彫刻を作った経験のある人がほとんどいない、というのが理由だと思うのですが。

彫刻で話しても中々伝わりにくい、と思うので、小説にたとえてみようと思います。
といってもマトモに読んでいる小説が村上春樹くらいなので、春樹でたとえてみます。

彫刻で基準になるのが、頭身と言って、人の大きさを基準とした大きさだと思うのですが、小説だと単行本一冊、と考えていいんじゃないか、と。
春樹で言うところの「羊をめぐる冒険」とか「スプートニクの恋人」とか最近だと「色彩を持たない…」とか。

作るのは大変だけど、伝えたい内容がキチンと収められる位の大きさ。
無何有の祭りで言うところのこれ位。
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頭身より少し大きくなってくると、少し大変になってくる。
作る時間もかかるし、物理的にも精神的にも消耗する。
これ位だと「ダンスダンスダンス」とか「ノルウェイの森」位の分量かな,
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ここまで行くと、「ネジ巻き鳥…」とか「1Q84」とか位の消耗度。でも、言いたい事は十分に語り尽くせると思います。
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逆に頭身より小さくなっていくと、お話が短くなっていく。
阿吽の呼吸のDMにも使ったこれ位だと「風の歌を聴け」とか「1974年のピンボール」とか。
それ一つで短いながらに完結している。
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逆にこういう小さいのが寄せ集まって出来た作品は、「蛍、納屋を焼く」「TVピープル」みたいな短編集で、
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ここまで小さくなってくると、「村上朝日堂」のシリーズみたいな感じだと思うのです。
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僕も小さい作品は作るんですが、短編だけで出すって事が出来なくて、ある程度、短編集としてまとまってから、出版するみたいな形が好きなんだと思います。
短い文で短歌や俳句みたいにビシッと完結させる方が得意な人もいるんだと思うのですが、僕は、それだと少し書き足りない、というか、消化不良というか、逆に短くまとめるのにも独自のテクニックが必要なんだと思います。

僕が一番作りやすくて手に馴染むのは、「風の歌を聴け」位の大きさで、様々なアイデアを試したり、自分の込めたい内容が収まりやすい。
でも、少しそれを越えた物語を紡ぎたい、と思った時には、単行本一冊や、何冊もかけて描いてみたりするのですが、発表するにも、読んでもらうにも、努力が必要なので、なかなか大変なのですが、短いところに多くの内容を詰め込んでいくよりは楽だったりします、僕的には。

長めの物語の中から一エピソードを取り出して、味付けをして、短い短編に仕上げる、みたいなお洒落な真似が出来れば、もっと楽に小さな作品が書ける気がするのですが、そこのテクニックは研鑽を積んでる状態で、つい、やりやすい長さの作品を書いてしまうんですよね。

でも、長い作品を読むのはちょっと、、、という方の為に、そういうテクニックを身につけていくのも大事なのかな、と思い始めたわけです。(それキッカケで僕の長々とした文章を読んでくれるかもしれないわけで)

というわけで、自分の作品と村上春樹の作品を重ねるという非常におこがましい行為をしつつ、小説の話をしてるんだか、彫刻の話をしてるんだか、訳が分からない文章になってしまったのですが、彫刻における大きさ、の感覚を少し掴んで頂けたかな?と思います。

というか、そういう隠れ蓑をもって、小さい作品が作れない壮大な言い訳ですね、これは。
さて、頑張ろう、頑張ります。
by mongoru901 | 2014-11-17 09:29
さよなら神様
「阿吽の呼吸」展、最初の週末が終わりました。
今日は昼からぎゃらりーに滞在できましたが、トイレに行く暇ももらえない程にひっきりなしにお客さんが来てくれて本当に充実した1日となりました。

1日の最後にお餅と同じくらいの男の子がお父さんとお兄ちゃんと一緒に来てくれました。
たまたま、花ちどりさんに来たみたいで、男の子は恐る恐る、って感じで近づいて来ました。

金糸の張られた作品の前に来て、
「なんで糸が張ってるの?」と聞いてきたので、
「この先に神様がいるので、この先ははいっちゃだめってことなんだよ」って答えました。
すると、金糸の先を覗いて、釣り下がる作品を指差し
「本当だ!神様だ!」と叫びました。

その後も他の作品についてもドンドン質問してくれて、
椅子に座るトリックスターを指差して「これはどうやって作ったの?」と質問したり。
作り方を説明すると、「そんなに大変なら作らなければよかったのに!」と言ってみたり。

なんだかんだで長居してくれて、最後は帰るときに作品を見ながら、
「さよならー神様、さよならー!」
と、作品にも手を振ってくれました。
これはかなり嬉しかった。

あの子には、金糸の先に神様を感じてくれたんじゃないかな、なんて思ったりしました。

2日間のお休みをはさんで、あと6日です。
皆さんにも、ぎゃらりーマドベで神様の存在を感じてもらえたら、嬉しいです。
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by mongoru901 | 2014-11-16 21:19 | exhibition
ダブルフェイス
昨日の昼に水戸市立博物館より着信が。
水戸市立博物館といえば、約10年前にやったグループ展「彫刻化する空間」で展示をし、出品した「ダブルフェイス」をそのまま設置してある場所です。
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彫刻化する空間

前から作品の様子を見に行かねば、と思いつつも目の前の展示やら何やらに追われて足を運べずにいたので「いい加減何もしに来ないなら、持って帰ってくれ!」って、言われるんじゃ!「て、いうか、なんで顔が二つくっついてんの?」と根本的な質問をされるんじゃ!とビクつきながら電話をしたところ、
簡単に言うと、
「作品がぶっ壊れたんですが、どうしましょう?」
という電話でした。
なにやら来館した方が間違えて倒してしまい、バッコリと割れてしまったらしいのです。
作品が壊れる事に関しては、ちょっとした経験が幾つもあるので(長くなるのでここでは割愛します)こちらとしては「直しますよー!」って感じなんですが、逆に博物館の方は「(作品壊れたって電話してるのに、全然余裕だ、、、)」って雰囲気を受話器の向こう側から感じました。
まぁ、作品壊れる事に関してはちょっとしたもんですから、俺を切れさせたら大したもんですよ。

と、いう事で、急遽博物館へ向かったところ、綺麗にパッコリと二つに割れていて、「ダブルフェイス破片」って書かれた段ボール箱が隣に。
思いの外綺麗に割れてくれたので、これなら直せそう!ってニコニコしてると、「(この人、作品壊れてるのにニコニコしてる、、、マゾ、、、?)」って表情で僕を見ています。(妄想の類い)

作品を車に運び、今後の相談をしていると、博物館の方から提案が。
今までは、展示の流れでなんとなく置いておいた作品ですが、正式に「委託」という形で置いてもらってはどうか?というお話でした。
こっちとしては、ついでに持ち帰れ!と言われるんじゃ、とビクついてた位なので、是非!と即決させて頂きました。

ということで、ダブルフェイス、正式にパプリックコレクションとなりました。
考えてみれば、ダブルフェイスのマケットって、初めて作品を天井からぶら下げた作品で、穴の空いた姿といい、今の展示に繋がる作品なんですよね。
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それがこのタイミングで、痛みを伴いつつも、正式なコレクションになった事は、ちょっとばかり運命を感じてしまいます。

残念なキッカケではありますが、ダブルフェイスに新たな展開を与える事が出来ました。
正式な形になったので、表示とかもキチンとした形にしてもらえるみたいです。
今までは曖昧な状態で置いていたから、そうしたくても出来なかったみたいです。
災い転じて福となす、という典型ですね。
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作品も早く直せー!って叫んでる様なので、今年中にはどうにかして、元の場所に戻してやろうか、と。
さて、直しますか!
by mongoru901 | 2014-11-15 20:29
展示について語る事
「阿吽の呼吸」展を開催中のぎゃらりーマドベのくろさわさんから、展示を見る際の補助線になるような文章を書いて欲しいとの依頼があったので、展示について少し書きたいと思います。

前回書いた数字についての話から繋がる話だと思うので、(というか、それを読まないと訳の分からない話だと思うので)まだそちらを読んでいない方は是非そちらを読んで頂けたらと思います。

「数字の話 展示の話」

「阿吽の呼吸」が生まれてくるキッカケとして最も重要な要素は、3月に行った常陸國総社宮での「無何有の祭り」であることは間違いないと思います。
ある作品や展示は、唐突に現れてくるわけではなく、ある流れをもってそこに辿り着くわけですが、「阿吽の呼吸」は総社宮からちどりへと流れついた、と言えるでしょう。

「無何有の祭り」については、この頃のブログの記事を読んでもらうのが一番だと思います。

無何有の祭り

神社、という特殊な空間に展示をしてみて、一番心に響いたのは「空間を区切る」いう行為です。
縄を張ること、鳥居を立てること、人を立ち入らせないこと、そして、暗闇を作ること。
区切ることで、こちら側とあちら側、生と死、聖と俗、という「2」の世界を作り出すことができる。
全ての空間をフラットに、全ての世界に満遍なく光を当て、全てを見える「1」の世界にしようとする現代とは完全に逆行する場所なのです。

「2」の世界から見えてくるものは何か?
それは、あちら側とこちら側の間に立つ「3」の世界です。
間に立ち、世界を分け、繋ぐ存在が、2つに区切る行為によって、否応なく発生してくるのです。
不安定な「2」の世界を安定させるかのように。

それこそが自分が彫刻を通じて表現したい「何か」なのだ、と、これまでもボンヤリと感じていたことに実感が伴いました。
そして、総社宮で得た「区切る」という経験をぎゃらりーマドベで再現することで、「何か」を浮かび上がらせたいと思ったのです。

以上が、自分が今回の展示で試みたことではあるのですが、それがうまく達成されているのか、是非ぎゃらりーマドベに足を運んで頂いて、確認していただけたらと思います。
by mongoru901 | 2014-11-14 00:15 | exhibition
数字の話 展示の話
唐突だが、数字の話を。
時々数字について考えます。
といっても、難しい数学について、ではなく、独断と偏見による数字の印象について。

1は少し孤独な感じだが、屹立してる感じでカッコイイ。他の数字と群れなそうだし。かといってどの数字とも交われるし。

2は、対峙してる感じとか拮抗してる感じがカッコイイ。向かい合って凛としてるし。でも、意外とバランスが悪い。ちょっとしたことで均衡が崩れると脆い。

3は、2と比べると、とにかくバランスがいい。3脚とか見れば分かるけど、とにかくどんな場所でもバランスが取れるし。

4は基本な感じがする。ベーシック。バランスが良いようだけど、一つがバランスを乱すとガタガタしだす。でも、倒れはしない。

5は経由していくような感じがする。10との関係が強いせいか、中間的なイメージが強いな。

6は、すこし曖昧な立ち位置に甘んじてる気がする。2とも3とも関係があって、どっちにもいい顔してる印象がある。

7は1とは違った意味で孤立してる。1から10で考えると、2派閥と3派閥と5派閥に分かれるんだけどどれにも入れてない。でも、その孤立してる感じを楽しんでる気がする。素数だし。

8は、2派閥の長老的な感じ。2にも4にも睨みを利かせてるし。ナベツネっぽい。

9は、3を裏から操ってる感じのフィクサー的なイメージ。3×3でも9だし、3➕3➕3でも9だし、もう3の世界にどっぷり浸かってる感じ。そういう意味では、3➕3だと6だし、3×2で6な、6はやはりどちらの派閥にも顔を出す便利屋だな。

10は、10進法となった時点で法律家的な存在だな、と思う。部下の5を引き連れて2と3の派閥闘争に割って入って仕切ってる気がする。


そしてまた唐突に展示の話。
今回展示に際して気にした数字は「2」です。
だから、「阿吽の呼吸」
阿形と吽形。呼気と吸気。こちら側とあちら側。白と黒。生きていることと死んでいること。

でも、「2」を考えていくと、気がつくと「3」を考えている。
つまり、その拮抗する二つの間に立つ存在。
阿吽の呼吸の間。

そんな存在達が、ちどり周辺を11月12日からウロウロし始めます。
お時間のある方は是非ひたちなかまで足を運んでみてください。

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浅野暢晴個展
阿吽の呼吸
ぎゃらりーマドベ
※ぎゃらりーマドベは、ちどりさんの経営する花ちどりの中にあるギャラリーです。ちどりから歩いて100歩の距離にあります。
2014年11月12日(水)〜24日(月)
月火休廊(24日(月)は祝日のため開廊します)
11:00〜17:00

ちどりさんは、とうふ、おから、とうにゅうをメインとした料理を出してくれるお食事処です。展示にお越しの際は是非ちどりでのお食事をお楽しみください。

ちどり
茨城県ひたちなか市東石川2897−1
029−273−1178
ちどりHP
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by mongoru901 | 2014-11-05 01:19 | exhibition