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浅野暢晴に関するブログです。
by mongoru901


無何有の祭りー放射する身体ー
とうとう最後に辿り着きました。
最後の作品は、今回の展示で一番新しい作品「放射する身体」です。
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この作品は展覧会が始まる前日に本殿で祝詞を上げてもらい、神様に見て頂いた作品です。
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「はじまりの男」が「交感する身体」に成り「面の為の人の為の面」を経て、この作品に至りました。
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今のところ、この作品が暫定的な結論、という感じです。

ということで、「無何有の祭り」展示作品の紹介、終了です。

あ、一つ作品を忘れていました。
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これは「mask」という作品です。
本殿へ無何有途中の暗い廊下にヒッソリとかけてありました。

これで展示されていた作品は全てです。

この無何有の祭りに至るまで、正直胃の痛い日々を過ごしました。
「神社」という場所で、しかも自分にとって個人的にとても大事な「常陸國總社宮」という場所で展示をすることは、とても重要なプロジェクトでした。
だからこそ、石崎君に声をかけてもらってから3年もの期間が必要だったのです。
總社宮で展示をしても遜色の無い作品が出来るまでは難しいと思っていたので。
グランシップの展示を終えた時、あぁ、これでやっとこの「交感する身体」という作品を持っていけば展示が成り立つな、と思いました。
その後は展示の計画がスルスルと進んでいきました。

誰かに見せたい、とするならば、一番は自分が見たい、ということだったんだと思います。
あの場所に置かれた作品を見て、成り立つのか、ということが。
そして、やはり神様に作品を見せたい、と思ったんだと思います。
なので、正直ここまで大きな反響があるとは思っていませんでした。
自分としては、とにかく「あの場所に置く」ということが重要だったので。

そして、多くのことを知る事が出来ました。
言葉にするのは正直難しい。
でも、きっと言葉にならない「ああ、そういうことか」という実感が作品に反映されていく気がします。
そして、作品に現れた後に言葉に変化して行くのではないか、と思います。

そういう意味でも、本当に重要な、ただの展示ではない、僕の作家人生の中でもランドマークになる様な展示になりました。

この展示を実現させてくれた、石崎君をはじめとする常陸國總社宮の皆さんに感謝したいと思います。
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# by mongoru901 | 2014-04-28 23:30 | exhibition
無何有の祭りー蠢くー
この展示作品紹介ブログもあと2点を残すのみです。
前回紹介した「3という可能性について」を展示した本殿へ繋がる渡り廊下から見える作品が「蠢く」です。
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展示に備えて、何回か總社宮に足を運んでいて、一番グッと来た場所が、実はこの場所なのです。
美しく整備された總社宮の中で、この場所だけが原始的な雰囲気を残しており、本殿の裏を回らないと辿り着けない不便さもとても良いと思ったのです。
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この作品は、今回の展示の中で一番古い作品で、メタルアートミュージアムの個展「祝祭」で展示をした作品で、その後も展示がある度に何かにつけて展示をしてきました。
石田君にもその度に撮影をお願いして来たので、「これが一番思い入れがあるね」と言っていました。
僕も同じくです。
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ご神木の一つと作品を一緒に展示したいとは思っていたのですが、なかなか難しいかな?とも思っていたのですが、總社宮の方々の寛容さが、この展示を実現してくれました。
一緒に展示した後輩に、こんなことすると罰当たるよ、と言われましたが。
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参道の方からも、渡り廊下の下から「蠢く」が見えます。
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こんな見え方も今回の展示も面白さ、だなと思います。
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作ったのはたった5年前だけど、もうこんな荒削りな作品作れないな、と思います。
今作ると、もう少し繊細な作品になっちゃいそう。
だからこそ、いまだに展示があると引っ張り出しちゃうんだろうな、と思うのです。
# by mongoru901 | 2014-04-27 21:06 | exhibition
無何有の祭りー3という可能性についてー
さて、無何有の祭り、屋内に入ります。
屋内でメインとなるのは、「3という可能性について」です。
参集殿の入り口から入ると拝殿へ向かう途中、作品が見えてきます。
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さらに進んで行くと、、、
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神楽殿の裏にも、、、
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そして、拝殿へ行く最後の廊下に、ドドドドっと。
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この作品も、circle、trick starと同じくシビックセンターに展示しました。
そして、銀座の個展「3」でもメインを張った作品でもあります。
どちらの展示でも大きな形が一度小さくなり、また大きくなる、という展示にしました。
こんな感じで↓
個展「3」
シビックセンター「祝祭の庭」

今回のメインである「交感する身体」を展示するにあたって、神殿に向かうにつれて消失して行く身体を現したのですが、屋内の展示でも同じ様に消失していく姿を現したいと思い、過去二回とは違う展示にしてのですが、總社宮という「消失点のはっきりとした場所」で展示するにはベストだったな、と思います。
特に最後の廊下の展示は評判が良かったです。
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この廊下は日の傾きによって雰囲気がガラリと変わります。
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夕方には格子形の日が射して、それがとても綺麗でした。
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そして、この展示で実は一番好きなのは、この最後のプツンと途切れるところ、なのです。
# by mongoru901 | 2014-04-26 12:42 | exhibition
無何有の祭りーtrick starー
次は玄関横に置かれた「trick star」について。
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この作品もシビックセンターに展示しました。
シビックセンターに展示したときと同じ様になるべくならもともと椅子のあるに並べて展示したい、と考えていました。
なぜなら、この作品は鑑賞者に一緒に座ってもらって、鑑賞者も含めて作品になるものだからです。
例えば、こんな風に。
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ちょうど入り口横に休憩スペースの様な場所があったので、そこに展示させてもらいました。
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これは隣に置かれた日本酒の樽も含めて、理想的な場所に展示出来たと思います。
でも、逆にハマり過ぎて気付かれないことすらあったくらいで。
# by mongoru901 | 2014-04-25 23:31 | exhibition
芸術新潮に展評が
今日発売の芸術新潮さんに「無何有の祭り」展の展評を載せて頂きました。
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茨城に縁のあった副編集長の高山れおなさんが見に来て下さり「編集部の展覧会見て来て歩き」というコーナーで取り上げて頂いたのです。
「陶の参詣曼荼羅」という言葉、文最後の「木立に囲まれ、そこだけ開けた空間で、静かで朗らかな祭りが続く。」という表現に、詩人でもある高山さんの詩情を感じます。
しかし、本屋に並ぶ雑誌に自分の記事が載るのは少し不思議な感じもしつつ、ますます頑張らねば、と思います。
石田君に撮ってもらった写真もカラーで使ってもらっているので、お近くの本屋で見つけた方は是非手に取って頂けたら、と思います。

東京ではなく、地方の、更にギャラリーでも美術館でも無い場所の展示に光を当てて下さった事、本当に嬉しいなぁ、と思います。
# by mongoru901 | 2014-04-25 23:03 | exhibition